10年前、ひょっとこ、夫が学生時代にウズベキスタンからトルコを旅している時、カッパドキアで巡り合い、1ヶ月ほどお世話になったホテル、そしてホテルのオーナーもはやトルコの父、に今回サプライズで会いに行ってみました。
ついでにこのホテルの紹介もしちゃいます。
このお世話になっていた”キスメットケーブハウス”はアットホームで居心地がよく、インテリアや内装に拘りがあってとてもお洒落なホテル。ついでにカタコトの日本語を話せるチャーミーなオーナーも。
すでにホテル気になる方は目次の③ Kismet Cave House(キスメットケーブハウス)をクリック。
10年ぶりの再開
10年前、1ヶ月ほど訳あってお世話になっていたこのホテル。
いつかまた行きたいな!と思っていて、今回の世界一周に行く事になった時、すぐに思い浮かんだのもこのホテル。
今回はジョージアからバスでカッパドキアまで行きました。(国境超えの模様はこちら)ジョージアでワイン二本、10年毎の写真を印刷してフォトブックにしたものをお土産に、そして今回の最大の土産話になる?!おかめ、妻を連れて。
どのように10年ぶりのドッキリを仕掛けようかを考えていたのですが、中々名案が見つからず。
- 普通にチェックイン
- 普通に会話
- しばらくたってから、”実はこの人を探しているんだ”と言いながら10年前の写真を見せる
- ”ファ?!”ってなる
- そう、アドゥヌ、ハサン(私の名前はハサンです)
- おおおおおおおおお!
っていう感じにする事に。
滞在中”ハサン”という名を与えられ、皆からハサンと呼ばれていました
タクシーでホテルの前につくと早々にホテルから人が出てきて荷物をハンドキャリーしてくれました。あ、長男だ。っていうかオッさん。当時はヒョロヒョロの中坊だったのに、ほほひげ生やしたオッさんになっているではないか。
オーナーのファールックは不在の様だ。
まだバレていない模様。予約はおかめ、妻の名義でしたので勘付くまでも至っていないようだ。
そしてひょっとこ、夫も、対面、握手をしながら”Nice to meet you!”大っきくなったな〜。
どうやらバレていない様だ。
そしてチェックインをするためにパスポートを長男に預け、それをPCで入力。
これはやばい!
しかし、パスポートの提示は避けては通れずの道。
入力していると流石に名前に覚えがあるのか、ひょっとこ、夫の名前を発する長男。
そしてフェイスブックで探し、顔を照らし合わせて混乱している模様。This is YOU ??
ほぼバレたーーーー。
NO!NO!でもそれは友達だよ!と言いつつも
ついに時は来てしまったようだ。。。
持っていたアルバムを開いて、10年前の中坊の写真を指しながら、彼を探しているんだよのくだり、からの
アドゥヌ、ハサン。(私の名前はハサンです)
もうここでお互いワーーーッとなり、ハグ。
横で爆笑する、おかめ、妻。
こんな感じでサプライズは大成功?!に終わり、しばらくアルバムを見ながら昔話をしていました。
そして、一番会いたかったカッパドキアの父、ファールック。
隣町に出かけているため、夜帰ってくるとのこと。移動で疲れた我々は一旦部屋で寝る事に。
そして夜、レセプションを外から覗きに行ってみると、ファールックがいるでは無いか。全然変わっていない。
もうここは、フツーに何も無いような感じ、”オススメの観光プランはある??”くらいの感じで、自然に話しかけに行こう。
高まる緊張感の中、ドアを開けると、
ハッサーーーーン!
えええーーーーバレてるーーーーー。。。。
長男には来ていることを言わない様に口止めをしておいたのだが、、アルバムをデスクの上に置き忘れるという痛恨のミス!これによってアイツが来ている、そして客帳簿で一致。ああ、、、悔しい。。。
と行った感じに10年ぶりの再開を果たすことが出来ました。
ファールックに連れられて
10年ぶりの再開ともなると色々話が膨らみます。あの時あった人はどこにいる?あの建物は無くなったの?中国人の観光客がすごく増えたらしいね!なんて話しは一向に尽きません。
カッパドキアの観光のことなんてどうでも良くなります。ごめんおかめ、妻!
この日はファールックに連れられて、市場へお買い物。
まずやって来たのは
鳥市場
次は
家畜市場
そして
穀物市場
に
野菜市場
みんな会う人ファールックの友達で、色々試食をさせて頂きお腹いっぱいに。
その次の日、ファールックが隣町の銀行に行くついでにカッパドキア観光に連れて行ってもらう事に。
妖精の煙突(Pasabag)
カッパドキアでも有名なパシャバーにある妖精の煙突。ギョレメ近郊ではあまり見る事のできない、キノコ感がすごい奇岩を見れるのはここならでは。
入場料:18リラ(約330円)
公園内にはいたるところに奇岩群生?!しています。
オフシーズンにも関わらず、沢山のツアー団体客。一瞬の隙を狙って写真を撮る。
その他のカッパドキアの観光スポットについてはこちら
家に帰って子供と雪遊び、食卓にも混ぜてもらいました。
Kismet Cave House(キスメットケーブハウス)
そうそう忘れてはいけない愛する”キスメットケーブハウス”の紹介。
バックパッカー向けの安宿では無く、6,000円〜15,000円くらいの価格の中級ホテル。ホテルといっても家族経営でアットホームな雰囲気。今となってはどんどん新しいホテルが立っている中、10年以上続く老舗感があるホテルです。
ゲストハウスやレストランなどが密集しているエリアからは少し離れていてとても静か!しかしギョレメのバス停からは歩いて5分と好立地!
先ほどから登場しているホテルのオーナー、ファールックは片言の日本語が話せてとてもチャーミングなおじさん。カッパドキアの観光はもちろん、困った事ならなんでも相談に乗ってくれます。
ファールックが不在の時は、長男のシャヒンが変わっておもてなしをしてくれます。
ギョレメのバス亭から歩いて5分くらい。とても便利な場所にあり、ここもまたカッパドキアならではの奇岩を削って部屋にした洞窟ルームもあります。
今回泊まった部屋。可愛らしい花の壁画からベットシーツ、アンティークの時計やランプ至る所までこだわりを感じます。
右に見えるのがレセプション。
ホテルは2階建で部屋数は8部屋ほど。
ホテル内にもトルコ絨毯や古道具などのインテリアがいたるところにディスプレイされていてとてもお洒落!お気に入りの場所を探してみましょう。
部屋は各部屋に花の名前がつけられていて内装や置いてあるインテリアも少し違います。
二階のテラスからは奇岩が立ち並ぶ渓谷が見えます。
絨毯の使い方がカッコいい。
元絨毯屋のオーナーのファールックは絨毯の事についても知識が豊富。
宿でFOR SALEのビンテージの絨毯を買うこともできます。宿のいたるところに実際に絨毯が使われているので、見ると欲しくなるはず。
街中にある絨毯屋だと相場も分かりにくく、落ち着かない店内でゆっくり見れないことが多いので絨毯の購入を検討している方はチャンスかも!
折角なので、このホテルの一番大き部屋”ファミリースウィートルーム”に潜入させてもらいました。
ここは洞窟内のルーム。ファミリースウィートなので家族や大人数向けの部屋。奥行きがすごい!
お洒落なインテリアをはじめ、部屋には暖炉があります。冬は寒ければ薪を炊いてくれるそうです。
部屋の中に窓が。。
壁は削り出しで、その削った時にできる模様がそのまま内装に生かされています。
こんな快適な部屋で滞在していたら観光なんでどうでも良くなりそう。。。
タイミングが合えは、2階や3階のテラスから間近に気球を見ることもできます!
10年ぶりの再開を終えて。
10年ぶりの再開。サプライズは大成功??に終わり、今回もファールックのおかげで楽しい滞在になりました。頻繁に行く場所ではないけど、言葉も文化も違う場所に帰る場所があるっていいな。って思いました。
またいつか!
最後はついでに宿紹介になってしまいましたがぜひ、気になる方はチェックしてみてください♪カッパドキアでの宿選びの参考になれば幸いです!