今回はインレー湖周辺から半日タクシーをチャータして秘境ともいわれる”カックー遺跡”に行ってきました。
インレー湖で爆速ボートに乗ってクルージングの模様はこちら。
数千もの仏塔が所狭しと並び、ミャンマーの秘境とも言われるカックー遺跡。一体どんな光景が広がっているのでしょうか。
インレー湖周辺からカックー遺跡への行き方
基本的にはタクシーをチャータして向かう形になります。泊まっている宿なで手配もしてくれるはずです♪値段は交渉制で今回は
インレー湖周辺からカックー遺跡までは2時間から2時間半ほど。タクシーのチャーターの内容によってはカックー遺跡以外の寺院や仏塔などを寄り道をしてくれるので、多くみて3時間くらいあればカックー遺跡までいくことが出来ます。
道中にあった”スラムニパゴダ”
カックー遺跡の道中に寄ってもらったタウンジーという町の丘にそびえるスラムニパゴダ。
このパゴダはタウンジーの町ができて100周年の記念で建てられてそう。バガンにあるアーナンダ寺院をモデルに作られたそうでかなり大きい。
このスラムニパゴダは1994年に建てられたもので歴史こそ浅いですが、解放的な丘に建てられている大きな寺院は見応えあり。
カックー遺跡に向かう道中、休憩がてら寄ってもらうのもいいかもしれません。
いざ、カックー遺跡へ!
休憩がてらスラムニパゴダに寄ってもらい、次に向かうところは今回の目的地カックー遺跡!
タウンジーの町を過ぎていくと徐々に農村部へと景色が変わっていきます。
ついに到着!奥にはカックー遺跡の代名詞”天を突くような尖った仏塔”が密集しているのが見えます。
遠くからみても今までにみた事のない驚きの光景が広がっているのが分かります。
正面から見るとこんな感じ。
こちらはカックー遺跡を上から見た図。おびただしい数の塔が所狭しと並んでいて針山のようになっています。(左が入り口)
遺跡自体は端から端まで歩いて10分も掛からないくらいとコンパクト。
入り口で靴を脱いで、いざ!
入場料:3USD
一番メインの通路。遺跡内は静かで風が吹くと仏塔の上に付いている飾りが風に揺られ心地よい音がします。
そもそもなんでこんなにも多くの仏塔が密集しているのでしょうか。
この国を納めていた王様が各家庭につき1つ仏塔を寄進するようにと命じたことによるようです。その結果、カックー遺跡にある仏塔の数は2478塔!
現在ではこれ以上新しく増やしてはいけないとされているので、増える事なく当時の仏塔が修繕をされていたり、当時から残るありのままの仏塔を見ることが出来ます。
仏塔のデザインはそれぞれ違っていてどれも細かい装飾が施されています。寄進した人の地位や財力などによって大きさやデザインが変わってくるみたいです。
それにしてもこの細かいレリーフはまさに芸術そのもの。
仏塔を見て見ると、チグハグな色をしていますね。このピンク色や白い部分は新しく修繕された箇所。
1957年に起きた震災の影響で仏塔が壊れてしまい、今ではこのような形で丁寧に修繕されていました。
感心して装飾をみていると、いきなり子猫がこんにちは。降りれなくなって困っている様子。
少し道を外れて見ると、なんだかRPGの世界に迷い込んだような光景。
道の真ん中にスライムが現れてもおかしくない光景。
この日はカックー遺跡に訪れている観光客は少なくゆったり静かな異空間を楽しむことが出来ました。
ちなみにこのカックー遺跡が外国人向けに解放されたのは2000年とこれからますます注目度が高くなる遺跡になってくるのではないかなと思います。
あの写真は是非収めたい!
そして最後に。
カックー遺跡を調べていると写真でよく見かけるのが、このリフレクション構図で撮った写真。見事に水面にストゥーパが反射してとても幻想的な写真になっています。これは是非収めて帰りたいですよね。
この写真はカックー遺跡内の”とある場所”で誰でも簡単に撮ることが出来るので、カックー遺跡に行った際は是非探してみて下さい♪ここかっ!ってなるはずです。
うまく撮るコツ
カメラを水面ギリギリまで近づけて上下の分かれている反射面を構図の真ん中に持ってきましょう。水面は波立たないように注意。あとは晴れることを願いましょう!
ミャンマーに来たら外せない”カックー遺跡”
いかがでしたでしょうか。秘境とも言われるだけあってミャンマーのメインの観光地、バガンやヤンゴンなどからは離れていますが、時間に余裕がある方には絶対に行って欲しいオススメの遺跡です。
カックー遺跡は2000年に外国人向けに解放されたばかりの観光地でこれからますますの知名度が上がってくる事に間違いありませんね!
これから行かれる方へ是非参考になれば幸いです!