ミャンマーに行ったら絶対に訪れたいバガン!
ミャンマーのバガンはカンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールと並んで世界三大仏教遺跡の一つとして世界遺産登録されています。
バガンには3千以上もの仏塔が平原に点在していてとても見応えのある観光スポットになっています。
世界遺産登録されたのは2019年7月と、つい最近!世界遺産登録されてこれからますます観光客が増えてインフラや観光の受け入れの整備などされ、ザ・観光地と様変わりしてしまうのは少し寂しいかも。ありのままのミャンマーを見るなら今がチャンスかもしれません!
それではバガンの遺跡巡りについて紹介していきたいと思います。バガン観光のモデルコースも紹介していますので是非参考にしてみて下さい♪
今回のバガン観光の滞在エリア
バガンは観光のエリアが広く、主な滞在エリアとしてオールドバガンやニャウンウー、ニューバガンなどと行った場所があります。
今回滞在していたのはニャウンウー地区。
ここは空路で来る人にとってはバガンの玄関口となるニャウンウー空港がある他、バックパッカーにとってはありがたいゲストハウス、飲食店や露店などが並ぶストリートがあったりします。
一本道を中に入ると現地の人が暮らしていて、その暮らしぶりを見る事ができます。
ここを拠点としてトゥクトゥクやバイクを使って遺跡巡りをしていきます。
まずバガンについた初日は夕日を見るために近くにサンセットポイントがある様なのでトゥクトゥクをチャーターして連れて行ってもらいました。
サンセットポイント
滞在しているニャウンウーからトゥクトゥクで十数分。小高い丘の上にあるサンセットポイントに連れて行ってもらいました。
“ニャウンラパッド・ポンドの丘”と言うそうでJICAの協力によって作られたものみたいです。
バガンには山やビルなど遠くを見渡せる高さの場所が少ないので数少ない展望スポットかと思います。
広大な平原。遠くまで見渡す事ができます。
この日は生憎の曇り空。
反対側は青空が見えるのになあ。。
日が沈む最後の時になって雲の隙間から光が漏れだして綺麗なグラデーションカラーに染まった空を見ることができました。
この場所から近くのパゴダまでは距離があるので写真でバッチリ収めるのが難しい。。望遠レンズが欲しくなっちゃいますよね。。。
バガンの遺跡巡り
さあ今日は一日丸々バガンの遺跡巡り!どんな景色や建築物が待っているのか楽しみです。
E-バイクを借りて爽快に遺跡巡りをしてみよう!
バガン遺跡の観光はトゥクトゥク、タクシーをはじめ馬車、E-バイクといった手段で何ヶ所かを回るのが主流です。
今回はより移動の自由度が高いE-バイクを借りで遺跡巡りをすることに。
Eバイクは原付きバイクを電気仕様に変更したもので、エンジン音はもちろん静かでスーッと進んでいくのでそれは快適。久しぶりに乗る人でも簡単に乗る事ができます。そして国際免許も必要ありませんのでご心配なく♪
車体のカラーが戦隊モノっぽくてカッコイイ笑
予め”Googleマップ”に行きたい場所をチェックしてマップを頼りにいざ出発!
◎ニャウンウーのメインストリートに何軒かレンタルバイク屋さんがあります。
レンタル料金は1人4500チャット(350円ほど)と破格!
馬車やトゥクトゥク利用で1日観光をすると30000チャット以上はかかってくるようなので節約にもなりますね。
バガン観光のモデルコース
今回1日バイクを借りて巡ったコース。お昼前からサンセットまでゆっくり時間を掛けながら回りました。ぜひ参考にしてみてください。
シェズィーゴン・パゴダ
ニャウンウーを出発してまず最初にやって来たのはシェズィーゴン・パゴダ。ニャウンウーにある金色に輝くパゴダです。
11世紀にバガン王朝の創始者によって建てられたものでビルマ式のパゴダの原形となった様です。
バガンには数千もの仏塔がありますが現存するものの中では最古のパゴダとされている様です。
バガンの3大仏教建築物ともいわれていてバガンに来たら是非立ち寄りたい場所ですね!
寺院内は履物は禁止。入り口に置いておくかバックに入れて持ち歩きましょう。
とても可愛らしい床。
途中、道を外れてみると、何もない広い場所にひっそりと仏塔が佇んでいました。
こんな巡り合わせがあるのはバイク旅ならでは。
カイミンガ・パゴダ
次にやって来たのはカイミンガ・パゴダ(Khaymingha pagoda)シェズィーゴン・パゴダからアーナンダ寺院に行く途中にサクッと寄ってみた場所です。
仏塔の背こそ低く小さいものが多いですが、間近で多くの仏塔を見る事ができます。時を経て傾いてしまっているものも。
バガンの中にあるパゴダの中でも小さな仏塔が密集していて少し雰囲気の変わった場所なので、気になった方はぜひ行ってみては!
アーナンダ寺院
バガン遺跡の中でも最大級、そして人気高いアーナンダ寺院。バガンに来たらほとんどの方が訪れる場所であると思います。
観光地らしくエントランスもしっかりとしています。寺院までの通路にはお土産やさんがズラッと店を構えていました。
静かでひんやりとした広間。
本堂には高さ10mほどの黄金に輝く仏像が4体あります。入り口からは仏様のお顔が拝めないほど大きい。
回廊の壁面にも無数の仏像が。仏陀の生涯を表したもので一つ一つ表情などが違います。これだけ仏像があると背筋がピシッと伸びるような感覚になりました。
寺院内の通路は狭いので皆寄り添いながらお祈りをしていました。
本堂の高さは50mほど!なんとも立派な寺院でした。
ブーパヤー・パゴダ
アーナンダ寺院の後はエーヤワディー川のほとりにあるブーパヤー・パゴダを目指します。
こちらのブーパヤー・パゴダはもともと3世紀に建てられたものですが、地震などの影響による崩落で再建されたもの。
大きな仏塔が多い中でとても可愛らしいパゴダ。この形は”ひょうたん”がモチーフとなっているようです。
そして、ブーパヤーパゴダは夕日スポットとしても人気があります。パゴダのすぐ下にはエヤワディー川が流れていてボートに乗ることもでき、サンセットクルーズなどもあるようです。
寺院に入る手前の広場では屋台が多く並んでいて活気がありました。
バガンの遺跡巡りの道中はこんな感じ。平原をバイクで駆け巡っていき終始ワクワクが止まりませんでした。
ダマヤンジー寺院
ダマヤンジー寺院はバガンの中で一番大きい寺院!寺院内には珍しく仏様が2体並んでいます。
実はこの寺院1167年から建設され始めたもののまだ完成していないとのこと。
王位の継承を争っていた際、父と兄を殺して王になったナラトゥー王はその後罪滅ぼしのためにこの寺院を建てたそうですが、恨みをかわれて暗殺。その為未だ完成しないままとなっています。
入り口には雑多に靴が脱ぎ捨ててあります。私たちは念の為カバンにしまって寺院の中へ(笑)
父と兄を祀った仏像。
ダマヤンジー寺院の裏側から。実は地元では人霊スポットとして有名だとか。
遭難しかけたハナシ。。。
とあるパゴダを目標にGoogleマップを頼りでオフロードを進んでいくと正面には頑張れば行けそうな水溜りが。しかしこれを進んでしまったが故に、バイクが沼にスタック。。。
足も沼にズボッと。しかも沼には大きめのヤスデが数匹。ハマったおかめ、妻の手を取り救出。
なんとか這い上がって来たおかめ、妻でしたがタイで買ったお気に入りのビーサンが沼に吸収されてしまいました。
はい、攻めすぎるのはやめておきましょう。
広大なバガンにはタイヤの跡があちこちにあるので、知らず知らずのうちに迷い込んでしまう可能性もあるので注意。
結局目的のパゴダは見つけられず。。。
泥だらけに。。。底なし沼じゃなくてよかった〜
バガンビューイングタワー
色々と遺跡を回りすぎた&沼地での一件があった結果、日が沈む時間の30分前くらいに到着!
沼にはまってドロドロになった足を駐車場で洗わせていただき、いざタワーの中へ!
高さ約60mあるバガン・ビューイングタワーからは360°景色を見る事ができます。
今日も生憎の曇り空。日中は青空が続いていたのですが、午後になると雲が増えてきてしまいました。
しかし景色は遮るものは何もなく、広大なバガンの景色を望む事ができました。
先日行ったサンセットポイントよりは仏塔を間近で見る事が出来ます。そしてここまで高い場所はバガンにはないので、もしバガンに来たらメインの観光スポットとしてチェックしてみてください。
開放時間:6:00〜22:30
入場料:5ドル(タワー内ホテル宿泊者は無料)
E- バイクでバガン遺跡を駆け巡れ。
いかがでしたでしょうか?世界遺産登録され、これから益々観光地化されるであろうバガン。東南アジア最後のフロンティアと呼ばれる一面を垣間見る事ができるのは今がチャンスかも?!
広大なバガンの遺跡巡りには自由自在に動けるE-バイクをぜひ利用してみて下さい♪あなただけのお気に入りの景色に巡り会えるかも。ただし、攻めすぎには注意ですよー^^;
少しでも参考になれば嬉しいです。