今日から下山開始。
昨日のロブチェからカラパタールへの往復の疲労が蓄積体が重い。。朝はゆっくり8時から行動開始。今日はナムチェの手前の村まで一気に下っていく予定。絶景を目の前に名残惜しく何度も後ろを振り返りながら足を進めていきます。
諸々含めて2〜3時間はレストタイムなので実働時間はこれを差し引いてみて頂ければと思います。
2019年11月現在では100Rs ≒ 95円くらい。
なので、100Rs(ルピー)は日本円で100円しないくらいの感覚で見て頂ければと思います。
17日目:ロブチェ – ペリチェ – デボチェ
17日目
ロブチェ – ペリチェ – デボチェ
行動時間:約8時間(休憩など含む)
- コースタイムはこちら
- 8:00 ロブチェ
8:45 トゥクラパス9:15 トゥクラ
10:50 ペリチェ 着
11:50 ペリチェ 発
13:00 ソマーレ
13:50 パンボチェ
15:00 デボチェ
今日はナムチェの手前のデボチェまで一気に下る予定。
ロブチェを8時くらいに出発。日がすでに高く登っていて暖かいスタート。
ロブチェの村の後ろに鎮座するロブチェピーク(6,119m)
岩の壁。迫力満点です。
何度も後ろを振り返りながら、足を進めていきます。
真ん中を一直線に走るトレイルはゴーキョ方面に向かう道。
今回は来た道を帰るので行きませんでしたが、この先にはチョラパスという厳しい峠が待ち受けています。
帰りはあっという間。トゥクラパスに到着。往路で息を切らしながら上がってきた峠です。
ペリチェの村が前方に見えました。近いようで遠い。
しかしここは、この山旅一番お気に入りのセクション。
前方から風船のようなものが動いてくると思っていたら、荷物を運搬するポーターでした。これまでみた事のない嵩の荷物。中は空のペットボトルでした。
デボチェの近くまでやってきました。今日はここまで。
テンボチェではフェスティバルが開催真っ只中で、ロッジの部屋がフルの可能性があるという情報を聞き、テンボチェの手前のデボチェでステイすることに。
デボチェには15時に着くという優秀な行程。意外にもロッジは空いていてスムーズにチェックイン。
テンボチェの祭りを収めるために、どこかの国のカメラクルーが来ていてお祭りの注目度が伺えました。
18日目:デボチェ – テンボチェ – ナムチェ
18日目
デボチェ – テンボチェ – ナムチェ
行動時間:約9時間(休憩など含む)
- コースタイムはこちら
- 7:45 デボチェ
8:15 テンボチェ8:25 テンボチェ
9:30 プンキテンガ
12:30 ナムチェ 着
今日はナムチェまで。
朝一、デボチェからテンボチェの丘まで登っていきます。
今日はテンボチェで大きなフェスティバルが開催されるとの事でしたが、通過した時はまだ準備中。こんなタイミングは無いと思いましたが、今回はトレッキングが目的だったので、お祭りのスタートまで待たずに足を進めていきます。
テンボチェからは渓谷まで一気に下り。遠くにはナムチェまでの道が見えました。
この先の下りは行きの行程で、フラフラになりながら登ってきた道です。数日前の思い出を思い返しながら進んでいくのも楽しいものです。あの時はものすごくシンドかったけど。。。
下りは高速。あっという間に谷底にある村、プンキテンガまで到着!登りは体調不良の中、3時間かけて登った坂は帰りは1時間で下山。
途中、滅多にお目にかかれないヒマラヤタールに遭遇!
警戒心が強く、すぐに谷底へ消えていきました。
この道の感じ。懐かしい。ナムチェまではすぐそこです。
アマダブラムの見納め。
そして、
ついにナムチェに到着!
ナムチェに到着した後、行きもお世話になった”NIRVANA HOME”に直行。
このロッジにナムチェより上に登る際に必要のない荷物を置かせてもらっていたので本当に助かりました!(おそらく1人5キロ弱は置いていたはず。。。)宿のおじちゃん、おばちゃんと再開し何だか懐かしい気持ちに。
ナムチェで4、5件回ってようやく巡り会えた最高のステイ先
チェックインをして荷解きをして身軽になったら、ナムチェの街へ繰り出します!
カフェに行って、ピザとコーヒーでプチ打ち上げ!宿に帰り、明日の行程も長くなるので早めに就寝。
18日目:ナムチェ – ルクラ
18日目
ナムチェ – ルクラ
行動時間:約9時間(休憩など含む)
- コースタイムはこちら
- 8:00 ナムチェ
9:15 ナムチェ下の橋9:45 ジョルサレ
10:15 モンジョ
10:30 チュモワ
12:30 パクディン
13:00 チュッタワ 着
14:10 チュッタワ 発
16:30 ナムチェ 着
今日も絶好のトレッキング日和です。
そして今日で山歩きは最後。
行きに2日掛けて登ってきた道のりを、空港のあるルクラまで1日で一気に降りていきます。
ナムチェの下のエリアには公園のような場所が。水力によって延々と回っている巨大なマニ車を横切り、
ルクラのゲートをくぐっていきます。
ナムチェを下から見上げるとこんな感じ。
ナムチェからナムチェ下の吊り橋までは1時時間ほど。
帰り道はこんな場所あったなー、辛かったなー、綺麗だったなーとか10日前くらいに歩いた道や風景の思い出に浸りながら歩いていきました。
そして最後に待ち受けていたルクラまでの最後の地味な上り坂をひたすら登り、この階段を上がれば到着です!
陽が傾きはじめた16時過ぎ、ついにルクラに到着!
ルクラは大きな村で、エベレスト街道トレッキングの起点となる場所。バーやカフェ、ATM、航空会社のオフィスなどが揃っています。
宿はエアポート側に密集しているので、街並みを見ながら進んでいきます。
こちらがルクラにあるテンジン・ヒラリー空港です。
滑走路が谷底へと続いています。滑走路横には家があって洗濯物が干していたりと生活感がすごい。
今回とまるロッジは空港のすぐ近くに決定。チェックインして明日のフライトチケットのリコンファーム(予約確認・搭乗の確定手配)をお願い。
あとは明日のフライトがスムーズに飛ぶことを祈るばかり。
宿代:500Rs
【価格参照】
・ミネラルウォーター 100Rs
・コーラ 400Rs
・サンミゲルBEER 400Rs
・ダルバート 600Rs
・チキンカレー 900Rs
・フライドポテト 550Rs
最終目:ルクラ – カトマンズ
最終日
ルクラ – カトマンズ
飛行時間:約30分
今日はいよいよ飛行機に乗ってカトマンズに戻る日。
テンジンヒラリー空港は2,860mの山間部にあり、天候が悪いとすぐにフライトキャンセルになり、最悪の場合数日間足止めを食らうことになるので、無事に飛行機が飛んでくれる事を祈るばかりです。
滑走路は一本。ご覧の通り、滑走路は坂道になっていてその先は谷底になっています。
朝起きると、飛行機のエンジン音がして、今日は飛びそう!ということで空港に向かう事に。宿から空港までは徒歩5分。
チェックインカウンターに向かうと既にトレッカー達がいっぱい。ごった返していました。
皆早く飛行機に乗りたいので我先にと事が進んでいきます。。。
飛行機はどうやら遅れている模様。
予定時間より2時間ほどして、ようやくアナウンスがあり荷物を預ける事が出来ました。
辛抱強く待つ事です。朝から並んで昼くらいに今日のフライトはキャンセルになりましたっていう事もあります。
セキュリティチェックを通過して、待合室でさらに1時間ほど飛行機待ち。
ようやく飛行機がルクラに到着し、折り返し運行の準備が始まり、僕たちも飛行機に乗り込みます。
機内は2列シートで20人ほどが乗れる小さな飛行機。機内サービスは飴と綿の耳栓の配布のみ。
コックピットがこんなに近くで見れるのは貴重かも。
滑るように滑走路を走り、無事に離陸。
風に揺られ機体上下する中飛んでいきます。
眼下には今まで歩いてきたトレイルが見えました。山の山頂に降りれそうなくらい低空飛行。
農村部から約1週間掛けて登ってきた道をわずか30分程のフライトでカトマンズに戻っていきます。
あっという間にカトマンズへ到着。無事に戻ってくる事が出来ました。
ジリジリとコンクリートから照り返す日差しの暑さ。クラクションが鳴り響く路上、砂ぼこりと排気ガス、空気感が一気に変わりカトマンズへ戻ってきたなと実感。
タメルへと戻り、装備のメンテナンスや整理、必要なくなったものを日本に発送したり。カトマンズの観光をしたり日本屋にカツ丼を食べに行ったり。いつもの日常に戻っていき、昨日まで山で生活していたんだよな???といったように山での生活が夢のように感じました。
エベレスト街道のレポート、終わりに
長らくエベレスト街道のトレッキングレポートをご覧いただき、ありがとうございました!
日記のような内容の中、必要な情報などが散らばっていたりしていたので少し見づらい部分もあったかと思いますが、これから行かれる方へ少しでもお役立ていただければ幸いです。また、この記事を見て少しでも興味を持って頂き、行ってみようかな!などと思っていただけたらとても嬉しく思います!
ご不明な点などありましたらぜひ問い合わせフォームや、インスタグラムでのメッセージなどで問い合わせ頂ければ、できる限りお返事させて頂きます。
ありがとうございました!