テントも無いし宿事情ってどうなってるの??予約って必要??どんな所に泊まるんだろう???この記事ではロッジの値段や設備、チェックインからチェックアウトまでをご紹介!
是非参考になれば幸いです。
エベレスト街道ではテント泊をする事もできますが、ロッジでの宿泊がメインになります。
ロッジのスタイルは石を積み重ねた外観から木造だったりと多種多様。ルート上に記載されている村には少なくても2軒、大きな村では5、6軒以上はあります。
では、ロッジの簡単な紹介と、選び方のポイントを紹介してまいります!
宿泊費について
まず気になるのは宿泊費!ロッジというと何だか高そうだ。
ネパールの首都カトマンズではクオリティにも寄りますが、ゲストハウスのダブルルームで1000Rs〜2000Rsくらいが多い印象。
2019年11月現在では100Rs ≒ 95円くらい。
なので、100Rs(ルピー)は日本円で100円しないくらいの感覚で見て頂ければと思います。
エベレスト街道のトレッキングの中で見つけた最安値は
100Rs
嘘でしょ??!!いいんですか???!!!
この最安値の場所に限らず、その他の場所でも200~500Rs!が相場。価格は低い村から高い村まで驚くほどの開きはありません。
1000Rs~だと場合によってはトイレシャワーが部屋の中に付いている所があります。それ以上の価格帯はホテルの様な場所になります。高いところを挙げたらキリがないので割愛させて頂きます。
なぜこんなに宿泊費が安いのかというと、朝食と夕食を泊まるロッジにて食べることが前提のための価格設定になっているからなんです。
更に料理の価格も少し割高。
山の中なので物流にコストがかかるので料理は高い設定、宿の部屋代が安くしてバランスを取っているようですね!
キャッシュ or カード?
ルクラ以下の村ではクレジットカードは使えませんでした。ナムチェ下のモンジョでようやくクレジットカードが利用できるロッジを発見!手数料が13%掛かりますが。。ナムチェなどは宿によって使用できるところがあります。
ロッジの設備
部屋にコンセントがあったり、Wi-Fiフリー、フリーだけどダイニングしか使えなかったり。トイレが洋式、和式。ホットシャワーがあったり。
ロッジによって設備やサービスが様々なので、泊まる目的地に余裕を持って到着したらロッジを数軒回って
- 価格
- 設備
- メニュー
などを聞いて回ってそれぞれ比較してみましょう!
到着して直ぐに宿探しは大変だと思いますが、ゆっくり過ごすロッジだからこそこだわりたいものです。
バッテリーチャージ
バッテリーチャージはダイニングのレセプションなどで共通のコンセントで充電。みんな無造作に充電してあって防犯とか心配ないのか気になります。
バッテリーチャージはチャージ代がかかる場合もあります。
稀に部屋にコンセントがある場合もあります。僕たちは幸運にもバッテリー付きの部屋にコンスタントに巡り会う事ができました。
Wi-Fi
今や必須となっているインターネット環境。数年前と比べて急激に発達していました。
Wi-Fiはどのロッジも売りに出していて
- フリーの場合
- ロッジのWi-Fi有料の場合
- エベレスト地域の公共有料Wi-Fi
を利用するパターンがあります。
有料の場合はだいたい500Rsくらいで利用できるところが多いです。
Wi-Fiが使えるというロッジでも自分の部屋まで電波が届かなくて、ダイニングでしか使えない場合もあります。
ロッジの壁にでかでかと書かれたWIFIの文字!
もはやブランドアイコンのようです。
ネットを使っての現地の情報収拾も良いですが、他のトレッカーと情報交換するのが一番新鮮な情報を得ることが出来ますね!
ベッド
ベッドは木製で敷布団、掛け布団が用意されています。基本的に寝袋で寝るので布団は使いませんでした。
4000m以上で耐えられない場合は寝袋の上に掛け布団をかけて対応してました。
部屋の種類
部屋のタイプは基本的にベットが二つある2人部屋が多いです。ドミトリーはなく、宿がフルの場合は相部屋になる可能性もあるようです。
ここは大人数で泊まれる部屋。ただ、バックとか置いたり靴とかを脱ぐスペースを考えると狭そう。。。
セキュリティ面
部屋の鍵は大体南京錠にて施錠するスタイルです。ロッジにいる人は大きなところ以外は把握できるので、そこまで不安はありませんでした。貴重品は持ち歩いたほうが良いでしょう。
トイレ
水栓もあれば水が張ってある桶からカップで汲み取り自分で流すタイプもあります。
トイレットペーパーは置いてありませんので必要であれば用意しておきましょう。トイレットペーパーや生理用品は流さず、据え置きのカゴに入れましょう。この際郷に従って左手でお尻を拭くのも気持ちがいいですよ。
洗面所。
ダイニング
どこのロッジもこの様なスタイルで、暖炉を中心に壁沿いに椅子、長テーブルが設置されています。ダイニングは暖かいのでロッジでの生活の大半をここで過ごしている事が多いです。
ナムチェより上の村では、夜には続々とダイニングにトレッカーが集まり、満席になることも。みんな今日のことや明日のことを地図を見ながら話し合ったり、他のトレッカーと情報交換をしたり。トランプをしたり。思い想いの過ごし方をしています。
薪ストーブコーナーがある所も!
外水道
ロッジに着いたら足を洗いたいので外水道があると便利です。
そして何より洗濯が捗ります。
ルクラより下の村では日が出ている時には洗濯と全身を水浴び!個人的にはこの外水道、ロッジ選びでマストなポイントです。
暖かいうちに洗えるところは全力で洗います(笑)
日当たり
これもロッジ選びで一番を争うマストなポイント!日当たりが無いなんてかんがえられません。。出来れば2面彩光の角部屋を希望です。窓があると寒くなりますが、
僕たちにとっては
寒さ<明るさ でした。
角部屋確保!
角部屋確保!
角部屋確保!光が入ってきて気持ちがいい!夜は星が見える時もありました。
・二階
・角部屋、2面彩光。
・日当たり良好
・コンセント有り
・Wi-Fiフリーで部屋利用可
・ウェアを掛けるフック付き
・ゴミ箱付き
・外水道有り
なんてあったかな??
ハズレだったロッジ
新しく出来たロッジだったようで内装や一部の部屋はまだ作り途中。稼働している部屋は10室くらいあったのですが、その部屋数に対してトイレはたったの1箇所。。。洗面所も無く、歯磨きは外でやる羽目に。。。体調を崩していた事もありトイレが1個しか無いのはかなり大変でした。
ロッジでの食事
野菜が中心のメニューで、豆のスープ、ライス、おかずが盛りつけされたダルバートをはじめ、パスタやフライドライス、場所によってはピザなどがあったりします。
料理は出て来るまでに時間がかかるので、食べたい時間を指定してあらかじめオーダーしておくのがオススメです。
ロッジに着いたら必ずブラックティーをオーダー。砂糖をいっぱい入れて飲みます。
ロッジのメニューはこんな感じ。
ロッジによって味付けが様々なので、同じメニューでも同じようなものが出て来るのは珍しいです。
ライスとワンタンが一緒に煮込まれた”シェルパシチュー”
比較的安くて腹持ちも良い!
パスタ or マカロニとトマトソースwithチーズはハズレがなくどれも美味しい。
左の黄色い料理は”ヌードルwithチーズ”という豪快なメニュー。
テーブルに置いてあったケチャップをふんだんに使ってアレンジしました。(笑)
チェックインに関しては特にパスポートの提示や記入すべき台帳などもありません。
部屋が気に入ったら鍵をもらって滞在スタート。
ロッジでは水やスナック、日用品なども置いてあり購入する事ができます。精算はチェックアウト時に宿代や食事代と一緒に精算されます。
料理のオーダー
夕飯は大体18時までにはオーダー。紙を渡されるのでメニューを手書きで書きます。次の日の朝食も夕食後に選んであらかじめ紙に書いてオーダーしておきます。
朝食の時間も指定ができ、大抵6:30~7:30くらいの時間帯で指定していました。ただぴったりに出てきた事はありません。。
パッキングをしながらご飯が出て来るのを待ちましょう。
宿を出るときにご飯や飲み物など、オーダーしたものと宿代をまとめてお支払い。これでチェックアウト完了!
いかがでしたでしょうか???
エベレスト街道の宿事情はなんとなくイメージできましたか???
1日歩いてからの宿探しは少し大変ですが、快適なロッジライフを送るために是非上記のポイントを参考にして頂ければ幸いです。
エベレスト街道のコースの中でも宿がたくさんあるナムチェでは、宿を探すのには一苦労(こだわらなければすぐ見つかりますが)するかと思いますので、宜しければこちらの記事も参考にしてみてください♪